Kotlin クラス

Kotlinではクラスという概念をよく使用します。

ここではクラスについて解説していきます。

このページで解説すること

1.クラス定義

2.クラス定義の呼び出し

1.クラス定義

他の言語でもクラスという概念はよく使用されますが、クラスはどのようなものなのでしょうか。

クラスは「変数」と「関数」をまとめたものとなります。

変数とは数値や文字列などの値を入れる箱のようなものです。

一方、関数とはどのような処理を行うかを事前に定義することで後で呼び出すことができるものです。

このような役割を担っているので、クラスは設計図ですと言われることが多いです。

それでは実際にクラスを定義してみましょう。

class Test {

var student: String = ""

var score: Int = 0

fun announcement() {

println("${student}の点数は${score}点です。")

}

}

上記のコードは生徒の点数を表示させるクラスの定義となっています。

クラスを定義するためにはclassと任意のclass名を記述することから始めます。

次に{}内に「変数」や「関数」を記入していきます。

Testクラスの{}内には変数studentとscoreと関数announcementが追加されています。

変数studentとnumberには生徒の名前とテストの点数を保管することができます。

そして、関数announcementには生徒の名前とテストの点数を表示する機能を追加しています。

これでTestというクラス名の定義を行うことができました。

2.クラス定義の呼び出し

「1.クラスの定義」でTestというクラス名の定義を行うことができました。

クラスの定義だけではプログラムを実行することができません。

そのため、クラスの定義を呼び出す必要があります。

どのようにクラスの定義を呼び出せばいいのでしょうか。

実際にコードを見てみましょう。

fun main(args: Array<String>) {

val t = Test()

t.student = "太郎"

t.score = 100

t.announcement()

}

class Test {

var student: String = ""

var score: Int = 0

fun announcement() {

println("${student}の点数は${score}点です。")

}

}

表示結果は以下の通りになります。

太郎の点数は100点です。

上記のコードの2行目でmain関数の{}内でTestクラスをインスタンス化しました。

3行目と4行目でtという変数でstudentとscoreというプロパティ変数に値が代入されています。

studentには「太郎」、scoreには「100」という値が代入されています。

5行目でtという変数でannouncement()という関数を呼び出すことで「太郎の点数は100点です。」と表示されています。

このようにクラス定義を行うことで、クラス内のプロパティ変数をいつでも参照することができます。

また、1つのクラス定義に対して、複数のクラスをインスタンス化することも可能となっています。

ポイント

・クラスは「変数」と「関数」をまとめたものとなります

・Kotlinはクラスを定義して、クラスをインスタンス化し、命令することができるオブジェクト指向言語です

2019年11月22日