1.問題です
以下の日本語を英語にしてください。
ポイントは、「~するところだった」/「~しそうになった」のニュアンスを言えるでしょうか?
① 電車に乗り遅れるところだった。
② コップを割るところだった。
③ この写真を削除しそうになった。
初心者の人だと、「??」となりそうなこれらの文章ですが
実はこれ、almostを使って簡単に表現できるんですよ!
2.解答
では、「~するところだった」/「~しそうになった」を英語にしてみましょう!
電車に乗り遅れるところだった。
I almost missed the train.
コップを割るところだった。
I almost broke my cup.
この写真を削除しそうになった。
I almost deleted this picture.
この場合のalmostは副詞なので、動詞の前にalmostを置いてしまえばいいんです。
そうすれば「~しそうになった」という意味になります。
簡単でしょ??
3.イメージは「到達する寸前」
電車に乗り遅れるところだった。
I almost missed the train.
この文章からalmost を抜くと、、、
私は電車に乗り遅れた。
I missed the train.
という文章になりますね。
前者は、電車に乗り遅れるところだったけど、ギリギリ間に合っている。
後者は、単純に電車に乗り遅れた。という意味になり、結果が違うことに注目しましょう。
このギリギリだったけど大丈夫だった・失敗する寸前のイメージを持つのが”almost”です。
4.こんな場面でも使える!
almost のイメージを掴めたところで、もう少し深堀していきましょう。
では問題です。これらの日本語をalmostを使って英語にしてみましょう!
① もうすぐ寝る時間だ!
② そろそろ12時だ。
③ もうすぐそちらに着きます。
答え↓↓
①もうすぐ寝る時間だ!
It’s almost time to go to bed.
②そろそろ12時だ。
It’s almost at 12 p.m.
③もうすぐそちらに着きます。
I’m almost there.
正解できましたか?
これらの文章は先ほどの例文とは違い、「失敗」のイメージはないものの「あと少しで到達するがまだ到達していない」というイメージを持つものです。
例えば、、
①寝る時間だ!
It’s time to go to bed.
この文章の場合だと、「今まさに寝る時間」なんです。ですが、almost を付けることによって、「まだ数分は余裕あるけど、もうそろそろ寝なきゃ」と言う意味に変化します。
このような文章は、日常会話でも独り言でもかなり使えますし、海外ドラマにもよ~く出てきます!
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5.あとがき
よほどの上級者でない限り、第二言語で英語を話している以上、日本語と同じようなレベルやニュアンスで伝えられない人がほとんどでしょう。
ですが、このalmostを使いこなせるようになるだけで、言いたいことや自分の思っている気持ちがグッと伝えられるようになるんです♪
このalmostの力を知ったときに、なんて便利な言葉だ!と思いました。
文法もあれこれ考えなくてもいいですし、初心者さんでも例文を沢山作り、実際に口に出してみることで、すぐに使いこなせるようになりますよ♪
▼”almost”を深堀りしよう!
