みなさんは音楽のサブスクを利用していますか?
今回は音楽系サブスク歴3年以上の筆者が今まで利用した全てのサービスを筆者目線でお伝えしていきます。
既にサービスに契約している人でも、まだ1つしか使ったことがないという方は、あなたにもっとフィットするサービスがあるかもしれませんよ♪
目次
1.代表格はこの4つ
- Apple Music
- Spotify
- Amazon Music UNLIMITED
- LINE Music
みなさんもどれかは耳にしたことがあると思います。
LINE Music以外は世界的にも人気のサービスです。
ここからは、この4つのサービスを比較していきましょう。
2.扱う曲数
※以下2020年10月現在の情報です。
公式から発表されている曲数を比較してみましょう。
Apple | Amazon | Spotify | LINE | |
曲数 | 7,000万曲 | 6500万曲 | 数千万曲 | 6500万曲 |
筆者がこれまで3年間、行ったり来たりで各4つのサービスを使用してきましたが、聞きたい曲がないということはほぼなかったです。
もちろん、アーティスト自体がサブスクに対応していないことを除いてです。
Spotifyに関しては、公式で「数千万曲」と記載されていたのですが、筆者の感覚ですと他のサービスと曲数は劣らないので安心してください。
こう見ると、Appleが若干上を行きますね。これは少し納得です。なぜなら、「聞きたい曲がないということはほぼない。」とお伝えしましたが、1回だけAppleのみ対応していて、他のサービスでは対応していない曲があったからです。でもそれを除いては、どのサービスも対応しているので、対応曲数が少なくて困ったということはありません。
もしマイナーなアーティストのファンである人は、念のため契約する前に対応しているかを確認してみましょう。
3.料金
※以下2020年10月現在の情報です。
どのサービスも、料金プランが複数用意されています。
大まかに以下の3つです。
- 個人プラン
- ファミリープラン(人数制限あり)
- 学生プラン
個人プラン
使用するユーザーが1人のプランです。
Apple | Amazon | Spotify | LINE | |
月額プラン | 980円 | 980円※ | 980円 | 980円 |
年額プラン | 9,800円 | 9,800円※ | なし | 9,600円 |
※Amazonプライム会員のみ、月額プランは780円/年額プラン7,800円
月額プランは、Amazonのプライム会員以外の除いてどれも同じですが、注目して頂きたいのがこの年額プランです。
やはり年額プランが用意されているものは1か月あたりの料金がお得です。
ですが、一度に支払う金額が大きいのでそのサービスを今後も使っていきたいと思えたら年額プランに加入するのがおススメです。
ファミリープラン
Apple | Amazon | Spotify | LINE | |
月額 | 1,480円 | 1,480円 | 1,480円 | 1,480円 |
年額プラン | なし | 14,800円 | なし | 14,000円 |
利用人数 | ~6名 | ~6名 | ~6名 | ~6名 |
学生プラン
Apple | Amazon | Spotify | LINE | |
月額 | 480円 | 480円 | 480円 | 480円 |
年額プラン | なし | なし | なし | なし |
学生である認証が必要ですので、条件等は各サービスの公式ページを確認してみましょう。
4.独自プラン
Apple Music
学生プランの契約者のみ、Apple独自の別サービス「Apple TV+」のサブスクリプションが無料でついてきます。
Amazon Music UNLIMITED
プライム会員なら追加料金なしで200万曲聴けるAmazon Music
上記で紹介したAmazon Music UNLIMITEDとは別物で、プライム会員であればUNLIMITED版を契約していなくてもAmazon Musicを利用できます。よって、UNLIMITED版はAmazon Musicの拡張版というイメージです。
200万曲と聞くと、「結構あるじゃん♪」と思いますが、正直物足りないです。新曲タイトルも超少ないので、サブスクの長所が生かされないのが残念な点です。
HD(高音質)プランがある
月額1,980円(プライム会員は1,780円)で料金は高めですが、良いイヤホンやスピーカーを持っている人は、試す価値はあるかもしれません。UNLIMITED版に登録している人のみアップグレードの無料体験があります。
Spotify
2人だけで共有するならDuoプランがお得
Duoプランは利用できるユーザーは2人のみで1,280円となりますが、ファミリープランより200円お得です。
無料で一部利用可能
有料版(Premium)を契約しなくとも制限付きで無料で音楽がフルで聞くことができます。しかし、スキップや曲指定の回数制限などがあるので、好きなだけ使えるという訳ではありません。
LINE Music
「無料プラン」というものがあり、Spotify同様に制限付きで無料で利用ができます。ただし1曲あたり1か月のうちに1回のみフルで聴くことができるレベルで、お試し感レベルです。やはり有料版を契約しないと、音楽を楽しめません。
5.こんな人にコレがおススメ!
そもそもサブスクの利点は、ただ単純に聞き放題なのではなく
「新しい曲や新しいアーティストに出会う」ことだと筆者は思います。
実際にサブスクを通して、今まで存在自体を知らなかったアーティストの大ファンになり、ライブまで足を運ぶことにもなったほど。
その上で大事なのが、「ユーザビリティ」や「プレイリストの充実性」です。
扱う曲数はApple Musicが若干上を行くものの、ほぼ変わりません。
恐らく皆さんが好きなアーティストがサブスクに対応しているのであれば、どのサービスでも既に知っている曲で聞きたい曲がないということはまずないでしょう。
ですがこの、「ユーザビリティ」や「プレイリストの充実性」によって、どのサービスが自分にしっくりくるかが分かれるでしょう。
洋楽好きならAppleかSpotify
筆者が最も聞いているであろう、「ランキング」のプレイリストですがこのランキングが非常に優れているのがAppleとSpotifyです。
両者とも、日本以外の国のランキングを聞くことができるのです。どうしても日本のランキングだとJ-POPやK-POPが多いのですが、アメリカのランキングを覗くと洋楽中心で世界で流行っている曲を聞くことができます。
ただし、大のK-POPはAppleがおススメ。Spotifyは現在、韓国でサービスを開始していないので韓国のランキングがありません。Appleなら、韓国のランキングもあるので現地でリアルに流行っている曲を楽しむことができます。
また、作業用や寝る前用、ワークアウト用、ハワイアンミュージックなど数えきれない程の既存のプレイリストがあります。
勿論、ユーザが自分でプレイリストを作ることができます。プレイリストの作りやすさにおいては、個人的にAppleが使いやすいと思いました。
洋楽メインの方は、AppleかSpotifyがおススメです。
LINEは若者向け
扱う曲数はだいたい同じなのに、何が「若者向け感」を感じるかと言うと、デフォルトで存在するプレイリストやランキングに登場する曲が、若い子(特に10代)に人気の曲ばかりで、人によっては好みではない曲ばかりが選定されているからです。洋楽好きには物足りない感があると思います。
サービスを利用している年代が若いせいか、プレイリストやランキングはJ-POP、K-POPメインで、若い子に人気のバンドやアイドルばかりに偏ってしまっています。
J-POPやK-POPをメインに聞いている人は、LINE Musicが一番合っているでしょう。
洋楽も邦楽も楽しみたいならAmazon
Apple・SpotifyとLINEのちょうど中間が、Amazonです。洋楽も邦楽もほどよく見つけやすいです。
しかし、他のサービスと同じようにデフォルトのプレイリストが存在しますが、そのプレイリストの数がAppleやSpotifyと比べ、若干劣ります。
確かに世界で流行っている曲を集めたプレイリストもあるのですが、プレイリストが少し見つけずらいなというのが正直な感想です。筆者は実際にそれを見つけるのに時間がかかりました。
Amazon Music UNLIMITEDの魅力は、完全無料、格安のキャンペーンをよくやっていることです。このキャンペーンにつられて、お金の節約のためによくAmazonに戻ってきたりします。このキャンペーンに関しては後ほど詳しく紹介します!
6.お得なキャンペーン
どのサービスも初回登録のみ最初の数か月は無料トライアルがあるのは皆さんもご存知だと思います。
しかし、この初回登録以外にもお得なキャンペーンをよくやっているのが、Amazon Music UNLIMITEDです。
例えば、初回登録以外の再契約でも3ヶ月無料キャンペーンや、4ヶ月99円という格安キャンペーンをよくやっています。このキャンペーンをやっているときだけAmazon Music UNLIMITEDに戻ってくるのもありです。
Apple Musicは、一度契約し解約から数か月が経った後に3ヶ月分を1か月分の料金で利用できたり、1か月無料ということもあります。キャンペーンは公になることがなく、気づきにくいのでApple Musicをしばらく開いていない!という方は、アプリを立ち上げてみてください。
7.あとがき
- 料金・扱う曲数はどれもほとんど変わらない
- あなたの音楽の嗜好で選ぼう
サブスクはレンタルよりも本当に便利ですし、新曲は先行配信されることも多いのでいち早く好きなアーティストの新曲を聴くことができます。
また昔使っていたけど今は解約して利用していないという方も、それぞれのサービスの使いづらい部分は日々改修され、扱うアーティストも増え続けているので、是非また使ってみて頂きたいです。
まずはトライアル期間で一通りお試しして、お気に入りを見つけましょう♪