【PHP入門】preg_match関数で正規表現によるマッチングする方法! 使い方も解説!

PHPを勉強している人

preg_match関数について知りたいな!

上記のようなお悩みを持っている方はいないでしょうか?

この記事は上記のような疑問を解消するものとなっています。

この記事でお話すること

正規表現とは?
preg_match関数とは?
preg_match関数のサンプルプログラム
PHPをもっと学びたい方へ

正規表現のpreg_match関数を利用することで文字列を検索することができます。

ここでは正規表現とはどのようなものか、preg_match関数、preg_match関数のサンプルプログラムについて解説していきます。

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1.正規表現とは?

正規表現を利用することで、「特定の文字列が数字なのか英字なのか」等、様々なパターンをチェックすることができます。

例えば、お問い合わせフォームの電話番号、郵便番号、メールアドレスが正しく入力されているか正規表現を利用してチェックすることができます。

具体的に郵便番号を正規表現でどのようにチェックするのかを見てみましょう。

郵便番号は〒の後に「3つの数字」、「-」、「4つの数字」が並んでいます。

郵便番号を正規表現でチェックする場合、どのように記述するのでしょうか。

正規表現を利用して、[0-9]{3}-[0-9]{4}と記述することができます。

上記は先頭から「0-9の数値3桁」、「0-9の数値4桁」かどうかをチェックするという意味になっています。

正規表現を使用しない場合、何段階に分けてチェックする必要があります。

しかし、正規表現を利用することで入力内容と一致するかどうかを簡潔に記述することができます。

このように正規表現はデータが正しく入力されたかをチェックし、データの正確性を向上させる役割を担っています。

正規表現をもっと詳しく知りたい方は以下の記事も是非ご覧になって下さい。

2020年7月20日【PHP入門】正規表現とは? 仕組み・正規表現パターンもご紹介!

2.preg_match関数とは?

正規表現で文字列を検索する場合、preg_match関数を利用します。

preg_match関数の構文は以下の通りです。

int preg_match(string $pattern , string $subject [, array &$matches [, int $flags [, int $offset]]])

引数

$pattern

正規表現パターン

$subject

検索対象の文字列

&$matches

検索結果が代入される配列

$flags

動作フラグ

注意

$flagsに「PREG_OFFSET_CAPTURE」を指定することでマッチ文字列とオフセット値を取得することができます。

$offset

検索開始位置

3.preg_match関数のサンプルプログラム

それでは実際にpreg_match関数のサンプルプログラムを見てみましょう。

<?php

　if (preg_match("/([0-9]{3})-([0-9]{4})/", "192-0043")) {

　　echo "マッチしました。";

　} else {

　　echo "マッチしていません。";

　}

?>

上記は郵便番号「192-0043」が先頭から「0-9の数値3桁」と「0-9の数値4桁」の正規表現パターンにマッチしているかどうかをチェックするサンプルプログラムとなっています。

結果は以下の通りになります。

マッチしました。

次に「PREG_OFFSET_CAPTURE」を指定してマッチ文字列とオフセット値を取得してみましょう。

<?php

　if (preg_match("/([0-9]{3})-([0-9]{4})/", "192-0043", $array, PREG_OFFSET_CAPTURE)) {

　　echo "マッチしました。";

　} else {

　　echo "マッチしていません。";

　}

　print_r($array);

?>

オフセット値はバイト数で返される点に注意しましょう。

結果は以下の通りになります。

マッチしました。

Array (

　[0] => Array (

　　[0] => 192-0043 [1] => 0 )

　 [1] => Array (

　　 [0] => 192 [1] => 0 )

　[2] => Array (

　　[0] => 0043 [1] => 4 )

)